こんにちは。
あぼあつです。
僕がドコモショップで働き始めたのは丁度ドコモがiPhone5sを取り扱い始めた頃でした。
離職する頃にはiPhone11が販売開始。
入社から退職までに6回のモデル更新があったんですね。
つまり僕も6年勤めたってことです。

正直長く勤めすぎたと思っている・・。
実は入社する前はドコモショップのお仕事を〈カウンターで受付するお仕事〉と思ってました。
じつは違うんですね。
ドコモショップスタッフの仕事は
実はガチの営業職です。
ご存知でしたか?
今回はショップスタッフの仕事内容を6年勤めた僕がわかりやすく紹介します。
携帯ショップ店員のお仕事に興味がある方は、これ読んでいただければ
「入社前のイメージと実際の業務の感じがちがった!」
なんて事にはならないはずです。

スマホが普及し始めてから仕事が大きく変わったんだよな!
もくじ
ドコモショップ店員の一日の流れ

一日のタイムスケジュールはこちら
9:30
出勤
10:00
店舗営業開始
12:00〜18:00
順番に昼休憩(1時間)
19:00
店舗閉店・閉店作業開始
20:00〜21:00
各自退勤
スタッフは大体8時間〜9時間くらい働いています。

時々夜遅くまで手続きしてるお客さんを見かけるよ・・。

そのとおり。
契約業務がなかなか終わらなくて閉店時間が伸びるよ・・。
その場合は退勤するのが10時ぐらいになることも・・。

それは大変ケロ・・。
スタッフの業務について
ショップ店員の仕事は下記の通り。
- 携帯電話の販売
- キャリア・サービスの販売
- サービスや商品の使い方説明
- 壊れたケータイの修理対応
- 料金プランの相談・変更対応
それぞれ深堀りしていきます。
携帯電話の販売・契約業務
お客さんの要望に合わせて商品の相談から契約までを行います。
最初に書いたとおり、ショップスタッフは営業職です。
〈自分が売りたい物をどうしたら買ってもらえるか〉を考えながらお客様と商談を進めます。
コミュ力や提案力が試される場面ですね。
商談が一通り終わったらALADINを使い契約を進めていきます。
ALADIN(アラジン、All Around DOCOMO Information systems:オール・アラウンド・ドコモ・インフォメーション・システムズ)は、NTTドコモの顧客情報管理システムである。
Wikipedia

ALADINシステムを使いこなすには慣れが必要。
キャリア・サービスの販売
今や大手キャリアは携帯電話を販売するだけはなく、動画や音楽配信サービスなども商品として販売しています。

最近は宅食サービスまであるケロ・・。
サービスをお客さんに紹介して、加入してもらうのもスタッフのお仕事。
このようなサービスは、お客さんにとって必須ではないので、スマホを買ってもらうより成約の難易度が上がります。
サービスや商品の使い方説明
ショップに来店するお客さんは、スマホやデジタルな物に対して詳しくない方が多いです。
そのようなお客さんにスマホの使い方や機能を紹介してあげるのもアフターサービスのひとつ。

操作説明の仕事は心が荒まないので、僕は好きでした(笑)
壊れたケータイの修理対応
不具合や故障、破損が発生した商品の預かり手続きです。
新人スタッフの登竜門。
画面破損のように誰でも見てわかる故障なら問題ないですが、実際はそうもいきません。
マニュアルを見ただけは解決しない不具合が実際はたくさん起こります。
起っている不具合に対して修理の預かり手続きをする必要があるのか?
それとも操作やスマホのデータ初期化によって解決する問題なのか?
様々な角度から問題の解決を考えなければいけないため、多くの新人スタッフが頭を抱える部分です。
むやみに修理の預かり手続きをすると店舗に対してペナルティがあります。

とはいえ、最近のスマホは動作が安定していて謎の不具合は起きづらいケロ!
料金プランの相談・変更対応
お客さんの生活スタイルや懐事情を考慮して料金プラン見直しをしてあげます。
「安くしたい」
大体の方はこう言いますが・・。
多くのお客さんが通信キャリアのプランに対して〈複雑〉と感じているようです。
僕も実際複雑だと思います。
「どうやったら伝わりやすいか?」
を常に意識していました。
自身の要約力が試される部分です。
その他のお仕事
ここまでは店舗の営業中に行う仕事でした。
店舗の閉店後には
- 店内の飾り付けディスプレイ配置
- 売上の管理
これらの業務が待っています。
店内のディスプレイ配置
新機種が出たり、キャンペーンのチラシやPOPなどを作成・展示します。
売りたい商品に対して
「どのような装飾をしたらお客さんが興味を持ってくれるのか?」
マーケティングの視点から考える必要がある場面も。
僕の場合は〈業者と連携してチラシのデザインやタペストリーを製造〉、〈スマホのカメラ機能にフォーカスした写真集の作成〉などをしていました。
毎日するわけではないですが、このような裏作業もショップスタッフのお仕事です。

割と自由な社風で好き放題やらせてもらったかな。
いろんなスキルが伸びた気がする。
売上の管理
何度も言いますがショップスタッフは営業職なので、売上の管理も仕事の一つです。
「目標達成のために必要な契約は何が残っているのか?」
シビアに聞こえるかもしれませんが、現実問題、売り上げが伸びない店舗は潰れます。
売上を伸ばすためには一人の力では限界がある。
改善のアイデアを考えるのは大変ですが、うまく行ったときの喜びは大きいですよ。
ドコモショップの仕事内容って大変そう

ここまで読んだ方は
「ショップスタッフの仕事って大変そう」
そう思ったかもしれません。
実際大変なんです。
正直長く続ける仕事ではないと思います。
僕の6年は長すぎました。
2年ぐらい経験すれば十分。
これが6年間働いた僕の結論です。
対人コミュニケーションスキル、
営業力は2年でしっかり身につきます。
地方にもキャリアショップはあるはずなので、実家ぐらしだったら毎月15万ぐらい貯金も可能。
ドコモショップの仕事内容は将来役に立つのか?

残念ながらキャリアの料金プランや、携帯のスペックに詳しくなったところで他の仕事ではほとんど役に立ちません。
そもそも現行の通信プランも数年で移り変わる可能性大です。
ショップ経験で得られるスキルは
- コミュ力上昇
- 営業力
この2つが大きいと思います。
これらはどこへ行っても役に立ちます。
これらが足りないと感じているなら、1年か2年ぐらいやってみるのはアリですよ。
給料もらいつつ修行する感じです。
もちろん楽しければ続けてもいいと思います。
この業界の採用難易度は超低いです。
学歴も全然必要ない。
なので、よっぽど問題がなければ採用されるはずです。猫の手も借りたいぐらい人材不足ですから。